ハネムーン期
ブログ始めました。
最初のエントリは2012年3月15日に自分が書いた記事の再掲です。いきなり手抜きか!笑
→
「ハネムーン期」
先日ある震災にまつわる展示会で「ハネムーン期」という初めて聞く言葉を目にして、興味を持ったので少し調べてみた。こういう知識も、ぜんっぜんないんだよな、俺。
被災した人の心理経過として人は下記のような順路で日常に戻っていくらしい。
(引用元:東京都立中部総合精神保健福祉センターHP。http://
************************************************************
(1) 茫然自失期(災害直後)
驚愕・恐怖体験のため無感覚、感情の欠如、茫然自失の状態となる。
自分や家族・近隣の人々の命や財産を守るために、危険をかえりみず行動的となる人もいる。
(2) ハネムーン期
劇的な災害の体験を共有し、くぐり抜けてきたことで、被災者同士が強い連帯感で結ばれる。
援助に希望を託しつつ、がれきや残骸を片づけ助け合う。被災地全体が暖かいムードに包まれる。
(3) 幻滅期
災害直後の混乱がおさまり始め、復旧に入る頃
被災者の忍耐が限界に達し、援助の遅れや行政の失策への不満が噴き出す。
人々はやり場のない怒りにかられ、けんか等のトラブルも起こりやすくなる。
飲酒問題も出現
被災者は自分の生活の再建と個人的な問題の解決に追われるため、地域の連帯感は失われる場合もある。
(4) 再建期
復旧が進み、生活の目処頃がたち始める頃
被災地に「日常」が戻り始め、被災者も生活の建て直しへの勇気を得る。
地域づくりに積極的に参加することで、生活の再建への自信が増向上する。
フラッシュバックは起こりえるが徐々に回復していく。
ただし、復興から取り残されたり精神的支えを失った人には、ストレスの多い生活が続く。
************************************************************
あー。そうかもな。
あの日を忘れない、ってフレーズよく見るけど、立ち直りかけたり忘れようとしている人達を無理やりこの経路の後ろに戻しても良いものか。失った当り前の日常を取り戻すって大変なことなんだろうな。
今日立ち寄ったまた別の展示会で、宮城かな、抜粋だけど、その地域のとある母親の「自分の小さな息子は街の復興と共に成長してゆく」というような言葉が紹介されていて、はーその街で成人していくんだとしたら、その通りだよなぁとしみじみと考え込んだ。それって俺には全然想像がつかない。コンビニが増えたとかずいぶんとビルが建ったとか、街が騒がしくなったとか、俺は疎ましく思いがちだけど、全く逆な状況なわけで。
そんで、この公園いつ来てもかわらねぇなあ、とか、久々に訪れた思い出の場所で、嬉しくなったり懐かしくなったりすること、あるよね。その思い出の場所にいつまでも痛ましい爪痕が残っていたら、それは嫌なものだろうよ。それ以前を知らない子どもでも、以前を知っている大人でも。
「再建期」は長い場合10年以上続くこともあるらしい。例えば10年!8歳から18歳!28歳から38歳!どれだけの影響がその人に与えられるだろうか。想像したらちょっと…ネギラーメンが食べたくなった。
誰か、今度ネギラーメン食いに行こうぜ!美味い店教えて!
→
いろいろ思うことがあり、こちらを再掲致しました。前を向いて生きていこう!