ボブディラン

2018年フジロックの大トリはボブディランだったそうです。

僕は仕事で行かれず、現場で観られた方々は本当に羨ましいです。

ディランは、ライブでは原曲から大幅にアレンジを加えて演奏する事でも知られています。

かく言う僕も過去ライブに行った際に、サビまでなんの曲か分からない楽曲がたくさんありました。っていうかサビでも分からなかった曲もある。それだけアレンジを加えるんです。

ツイッターを検索したところ、ライブ直後に全セットリストをアップしていた猛者もおりまして、全曲把握できたのか…ディラン愛に底はないのか…と驚きました。

 

ライブでライクアローリングストーン演らないディラン。風に吹かれて演ってもサビまで分からないディラン。MCやらないディラン。ギター弾かないディラン。

 

大好きです。長生きしてね。

未来のミライ

映画『未来のミライ』を観てきました。

自分が今ここに在る奇跡、を描いた作品であると捉えました。作画の美しさに目を見張りました。脚本がやや唐突かつ乱雑に感じられ、目新しいところも少なかった。家族と楽しむお正月映画として、30代以上の方に長く観られる作品かもしれません。

 

 

音海5周年

2013年の7月12日に音海を開店しました。

そこから5年が経ちました。

本当に沢山のことが(皆さんと同じように)ありました。

至らなかったと思うこと、後悔、反省、数え切れないほど、あります。『あの時こう出来たかも』とかですね。

それでも時は流れて行きます。♩川の流れのように

はい、ウェイウェイ前向きにガンガン行こうぜというのは僕の性分ではないので、こんな出だしになります笑

お伝えしたいことはただ一つ。

皆様のおかげで、音海は在ります。

『ありがとうございます』

6年目も、よろしくお願い致します。f:id:kinotsukue:20180712022058j:image

 

手紙

ちょっと初心に戻ろうかと昔の手紙を引っ張り出してきました。

音海1周年を迎えた時に、同じく飲食店を経営している先輩が贈ってくれた手紙です。裏面に手書きのメッセージがあります。

自身お店を始めて、最初の1年本当に無我夢中でしたし、スタートしたときの通帳残高を思い出すと寒気がします。(今も大して増えていない笑)
店舗を潰してはいけないと、常にプレッシャーがありましたので、手紙を頂いたときにはとても嬉しかった。1周年は本当に大きな区切りでした。
見るたびに初心を思い出そうという気持ちになります。

そして、道はみんなそれぞれ違っています。みんなに支えて頂いて、たまたま僕は飲食店を始めました。どうにか続けていられますが、奇跡的な要因が重なっているとしみじみ感じます。

独立することが偉いなんて思いません。勤続○年、転職活動中、社長、アルバイト、音楽家、芸術家、個人の尊さと生計の立て方それらは関係ない。自分の個性を殺さず、人生続く限り笑顔で過ごせればいいなと思います(あ、でも同業の方には特別な思いがあります。職業ギルドのような意識を、勝手に笑持っています)。それぞれ無理なく頑張りましょう。僕も頑張るでよ。

そういえば映画『ニューシネマパラダイス』に「郷愁には何もない、進め」というような台詞がありました。半分同意しますが、そのときの思いは留まるし、思い出は増えていき、力になると考えます。

そしてときにはミュージックバー音海においでよ!(唐突に、しかも結局宣伝かよ!笑)

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オファ・アトゥ

4月1日に付き合い始め、4月1日に入籍した妻、広恵さんと1泊2日で河津温泉へ。

広恵さんが会社のビンゴ大会で入手した宿泊券は幾つかの宿泊先を選べて、ホームページで検索した中で一際異彩を放っていた宿の名前は『ギャラリーコート オファ・アトゥ』。『オファ・アトゥ』とはトンガ語で『With Love』と言う意味を持つらしい。

僕たちはその宿に足を運びました。

海とヨットを描いた画家、トンガに移住し10ヶ月、その後河津に移住、永眠。その名は柏村勲氏。彼の絵に囲まれた宿はとっても変で、とっても素敵な場所でした。

ロビーには団らんのスペースが広くとられ、どなたでもここでのびやかに歓談して欲しいという気持ちを、僕は勝手に感じました。創設者亡き後も意思を引き継いだ方がいるのだろうと。

毎年4月1日をそこで迎えるという、どこか不思議で印象深い瞳の輝きを持ったご家族とロビーでお酒を呑みながら色々な話しをし、縁の不思議さをしみじみ感じました。

『オファ・アトゥ』、『With Love』
一つ一つ思い出が増え、時間は過ぎる。
グラスを片手に、会話が生まれては消える。

開高健が書いた小説の題名が頭をよぎります。

『地球はグラスのふちを回る』

中島らもの書いた小説の題名も頭をよぎります。

『今夜全てのバーで』

沈黙も含めて、グラスを持ちながらの会話っていいものだ、と思います。

そして、僕はこの時間が終わってほしくない、時よ止まれ汝は美しいなどと思いながら、気付いたら二日酔いを迎えるのです。
(駄目なオチ、いつものパターン、何を格好つけて言っているのだ笑)

片野 匡博 オファ・アトゥ

スペインのバルセロナに行ってきました。

4泊5日の弾丸旅行。本日、無事に帰国しましたっ!!

バルセロナ、大好きな街になりました。地元の方々は皆明るく、壁を作らない気風を感じました。一言で言うと「陽」。それぞれの髪型や服装で明るく個を主張し、広い道を歩き、人生を楽しんでいるように思いました。街角に立ち、テラス席でビールやワインを飲みながら語り合っている方々がたくさんいました。

雑貨売り場のお姉さんに、そのTシャツいいねと言ったら、笑顔でありがとうと言ってくれました。荷物が重くて地下鉄でよろけたら、目の前に座っていたおばさんが席を立ち、ここに座りなよって言ってくれました。犬を連れて歩いている人に笑顔を微笑んだら、皆微笑みを返してくれました。オラ(こんにちは)と言い、オラと返すやりとりには笑顔がワンセット。細かいことはそのあと!笑

歴史ある街並みは美しく、静かな気高さをひしひしと感じました。アントニ・ガウディ、リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー。年月を厭わず、親から子へ設計を引き継ぎ、完成に向け突き進む情熱と執念に圧倒されました。建築に関しては本当に言葉がないです。とてもとても、めちゃくちゃ素晴らしい。あっ、伊東豊雄さんの建物も街の中心部にありましたぜ!

美術館からは美術家達の誇りと信念を感じました。パブロ・ピカソサルバドール・ダリ。分析、分解、分析、分解…そして実験的に再構築された絵画からは確かな独自性が楽しさと共にあるように思いました。

広恵さんと一緒だからこそ、旅行中は笑顔が絶えなかったです。妻、広恵さんに本当に感謝しています。
そして、留守中音海をがっちり守ってくれたスタッフに心から感謝を。
もちろん、留守中にお店に足を運んで下さったお客様に、心からの感謝を。皆さんがいらっしゃるから、音海は魂を持って(いや、本当に笑)営業を続けることができます。

『ありがとうございます!』

さて、時差ボケニモマケズ笑、ミュージックバー音海オープンです。

今日もいろんな話しを交わしましょう!
そして、楽しんで行きましょう!!
もらったものは、返していきたいです。乞うご期待!

 

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